血糖値

 

 

皆さんは、血糖値ってご存知でしょうか?

簡単に言うと血液中のブドウ糖の濃度のことです。

血糖値は、食事や運動量によって1日のうちでも変化します。健康であれば、体が安全な範囲に値を保ってくれるのです。

ブドウ糖は食事から摂取した炭水化物が消化されて作られます。血糖値は食事や運動などによって一日中変動しますが、健康な人では一定の範囲内にコントロールされています。

血糖値が高すぎると、インスリンというホルモンの働きが低下し、糖尿病などの合併症を引き起こす可能性があります。血糖値が低すぎると、脳や神経などのエネルギー源が不足し、めまいや動悸などの低血糖症状を起こす可能性があります。

血糖値をコントロールするためには、食事や運動などの生活習慣を見直すことが大切です。食事では、適切な量でバランスの取れた食事をすることや、早食いを避けることなどが効果的です。運動では、有酸素運動や筋力トレーニングなどを定期的に行うことで筋肉量を増やし、インスリン感受性を高めることができます。

 

主としてエネルギーになりやすい炭水化物の食物が体の中で分解されてブドウ糖などとなり、血液に取り込まれると血糖値は上がります。この炭水化物は3大栄養素にも数えられるほど重要ですが、血糖値が急激に上がりすぎると糖尿病などの病気や肥満にも結び付くため注意が必要です。

機能性を表示した食品の中では最も多い機能性の食品の一つです。本サイトでは重複する機能も含めると247品目に血糖値に関する機能性が表示された食品があります。

成分としては難消化性デキストリン(食物繊維として)、サラシア由来サラシノール、小麦アルブミン、食物繊維などがあります。

 

難消化性デキストリン(食物繊維として)

でんぷんから作られ、安全性が高く、食後の血糖上昇抑制作用だけでなく、整腸作用、食後血中中性脂肪の上昇を緩やかにするなどに関する報告がされています。トクホでは最も多く使用されている成分です。

サラシア由来サラシノール

亜熱帯の植物サラシアに含まれる成分で、糖を分解する酵素に働きかけて糖の吸収をおだやかにし、食後血糖値の上昇をゆるやかにする作用などに関する報告がされています。

小麦アルブミン

小麦に含まれるたんぱく質ででんぷんの消化吸収を抑え、食後の血糖値の上昇をおだやかにする作用に関する報告されています。

食物繊維

水溶性と不溶性がありますが、水溶性は海藻、果物、大麦などに含まれ、不溶性は野菜、果実、エビやカニなどに含まれます。糖質の吸収をゆるやかにして、食後血糖値の急激な上昇を抑えたり、腸の働きを活発にし便通を促進する作用などに関する報告がされています。