中性脂肪についてお話ししましょう。
脂肪酸のグリセロールエステルのことで、食べた炭水化物や脂肪から体内で作られるものです。
中性脂肪の重要な役割のひとつは、体にエネルギー源を供給することです。
でも、中性脂肪が多すぎると、動脈硬化や心筋梗塞などの健康障害を引き起こす可能性があるのです。逆に中性脂肪が低すぎると、免疫力の低下や貧血などの問題にぶつかるかもしれません。つまり、適切なバランスを見つけることが重要なのです!
中性脂肪とは、脂肪酸のグリセリンエステルを指す言葉です。食事から摂取した糖質や脂質が体内で合成されたもので、エネルギー源として重要な役割を果たしています。
ただし、中性脂肪が過剰になると、動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病のリスクが高まります。逆に、中性脂肪が低すぎると、免疫力の低下や貧血などの問題が起こる可能性があります。
中性脂肪の正常な数値は、男性で150mg/dL以下、女性で100mg/dL以下とされています。健康診断で測定する場合は、10時間以上絶食する必要があります。
血液中に存在する脂肪の一つが中性脂肪です。中性脂肪も多い機能性の食品の一つです。本サイトでは重複する機能も含めると217品目に中性脂肪に関する機能性が表示された食品があります。
成分としてはDHA、EPAなどがあります。
DHA
ドコサヘキサエン酸のことで主にマグロやカツオなどに多く含まれ、そうした魚油から精製されます。体内で合成できない不飽和脂肪酸の一種。脂肪燃焼の促進に関する報告がされています。
EPA
エイコサペンタエン酸といい、体内で合成できない不飽和脂肪酸の一種。イワシやサバ、マグロなどの脂身に多く含まれています。肝臓から血液中に中性脂肪が出て行くことを防ぎ、また血液中の中性脂肪が消えていくことを促すことで、中性脂肪を下げる効果に関する報告がされています。